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湊町の畳屋さんから生まれ変わったカフェuchikawa六角堂。ビンテージの記憶と魅力をスケッチしました!

富山県の射水市(いみずし)新湊地区を流れる 内川 。 そのほど近くに、カフェuchikawa六角堂さんがあります。 六角堂さんの店舗は、もともと築70年ほど経った畳屋さんでした。 空き家となり、取壊し寸前だったところを今のオーナーさんが譲り受け、カフェとして再生したのです。 以前からお店のことは存じ上げていましたが、オープンから2年半以上経って、ようやくスケッチすることができました。 六角堂さんの特徴は、独特の形をした店舗にあります。 場所が角地だったため、珍しい2度の「角切り」により、六角形の姿になったのだそうです。 店内は、躯体や家具に使用されている木が伝統家屋らしさを保ち、落ち着いた雰囲気になっています。 天気のいい日には、1階の大きなガラスから目映い光が差し込みます。 2階も窓面積が大きく、気持ちのいいフロアになっています。 また、店内にはバリ島で作られた革張りベンチや椅子がありました。 アジアンテイストを際立たせながらも、全く違和感がありません。 1階奥にある革張りベンチ 2階の角に構える椅子 店内を拝見したあとは、クレームブリュレとカフェ・ラテを注文し、しばし卓上観察をしました。 まずは畳の縁で作られた、味わいのあるコースター。 お店が元畳屋さんだったことを考えると、なかなか粋な感じがします。 他にもいろいろ種類があり、思わず欲しくなりました。 こちらは美しいデザインのおしぼり受けとグラスです。 これら3つを見て感じたのは、六角形のイメージが徹底されていること。 お店の方に伺ったところ、やはり六角形をベースに統一感を出しているそうで、それはお店の入り口にあったロゴに象徴されていました。 六角堂さんのクレームブリュレは注文後に焼いて、一旦冷やしてから提供されます。焦がしたてのカラメルと甘いカスタードクリーム、これらが冷やされた味わいはとても美味でした。大きな器に入ってくるのも嬉しい限りです。 また、六角堂さんで使用するコーヒー豆や紅茶はすべてオーガニックとのこと。 食材も可能な限りオーガニックのものを使い、化学調味料・保存料などは無添加にされています。